ネット

モンハンワールドも大迫力!54.6インチ&4K/HDR10対応の10万円切り液晶

 大きな画面サイズの液晶ディスプレイが欲しいと考える人は少なくない。特に、ゲームや動画視聴がPCの主な用途になっている人ほど、このような声が大きいのではないだろうか。そういったニーズに応えることができる製品が、エイサーの液晶ディスプレイ「EB550Kbmiiipx」である。

 このEB550Kbmiiipxの画面サイズは、なんと驚きの54.6インチ。対角線が138.7cmという非常に大きな画面に、4K解像度まで表示することが可能だ。では、このEB550Kbmiiipxは、どのような特徴を持つのだろうか、詳しく見ていこう。

54.6インチの画面サイズはかなりのインパクト
ただし“ポップコーンは付いていません”

MHW

 EB550Kbmiiipxは、4K解像度に対応した大画面サイズの製品で構成されるEB0シリーズに属する最上位モデル。冒頭で述べたとおり、54.6インチと非常に大きな画面サイズを実現しており、臨場感溢れる映像体験を享受することが可能だ。

 実際にSteam版の「モンスターハンター:ワールド」をプレイしてみたところ、当たり前ではあるが画面が大きいためモンスターの迫力が倍増。4Kの高解像度表示により、うっそうとした木々の揺らぎや、水の流れが、フルHDよりも鮮明に映し出され、30インチくらいのサイズの液晶やテレビでプレイするよりも臨場感が増した。

 少し余談になるが、エイサーのWebサイトでは、本製品の紹介として「ポップコーンは付いていません」とただし書きが付与されている。

 これは、EB550Kbmiiipxでまるで映画館にいるような臨場感が得られることを模したジョークだが、それだけ同社はこのEB550Kbmiiipxに自信を持っているのだろう。

「EB550Kbmiiipx」の主なスペック
パネルサイズ 54.6インチ ワイド
解像度 3840×2160ドット
表示色 約10億7000万色
色再現性 NTSC比 72%
パネルタイプ 半光沢、IPS方式
応答速度 4ms(GTG)
コントラスト比 最大:100,000,000 : 1 (ACM)、通常:1,200 : 1
輝度 300カンデラ
入力周波数 水平:15-136kHz、垂直:23-76Hz
インターフェース HDMI 2.0(HDCP2.2)、HDMI 1.4×2、DisplayPort 1.2、ミニD-Sub 15ピン、3.5 ㎜ ステレオミニジャック
サウンド 5W+5W ステレオスピーカー
サイズ/重量 約1241.6(W)×237.4(D)×779.7(H)mm/14.4kg(スタンドあり)

 液晶パネルには、ハーフグレアのIPS方式を採用。輝度は300cd/m2、コントラスト比はACM(Adaptive Contrast Management)適用時で1億:1と明暗がかなりハッキリしている印象だ。さらに、中間階調応答速度は4msと、画面サイズの割になかなかの高速性を実現しており、ゲーミング用途でも十分満足の行くスペック。

 また、リフレッシュレートは23Hz~76Hzに対応するほか、視野角は水平と垂直ともに178度と、IPS液晶パネルらしくかなり広めだ。さらに、動画鑑賞では部屋を暗くする人も多いと思うが、その際、問題となるのが眼精疲労だ。そこで、EB550Kbmiiipxでは「Low Dimming」と呼ばれる機能を搭載。

 このLow Dimmingは、輝度レベルを15%低下させることで、暗がりでの目の疲れを軽減するというもの。それに加えて、ブルーライト軽減機能である「BlueLightShield」や、画面のチラつき、いわゆるフリッカーを抑える「Acer Flickerless」も備えており、かなり目に優しい製品に仕上がっている。

MHW
OSDの画質調整のサブメニューから、BlueLightShieldが利用可能。また、同メニューには後述のスーパーシャープネスの設定も用意されている

 そのほか、より自然に近い映像表現を可能にするHDR10にも対応。対応ゲームやUltra HD Blu-ray作品などが、より一層リアルな表現に変わる。

MHW
HDR10を有効にするには、画質調整のサブメニューにある「HDR」という項目をオンに変更するだけだ

 インターフェースについても紹介しておこう。画面背面下部にHDMI 2.0が1つとHDMI 1.4を2つ備えており、これらのうちHDMI 2.0はHDCP 2.2に対応し、4K対応テレビチューナーを接続して、4Kテレビモニターとして利用することも可能だ。

 さらに、筐体左側背面にDsub 15ピンとDisplayPort 1.2を1つ装備。このクラスの製品でDsub 15ピンが用意されている点は要注目で、古いPCでも本製品を活用することができる。

MHW
画面背面下部に用意されたHDMI端子。4K解像度でリフレッシュレート60Hzに対応するのは、「HDMI 1」だけなのは注意したい
MHW
筐体左側の背面には、Dsub 15ピンとDisplayPort 1.2を用意。画面上部のミニプラグ端子は、ヘッドフォン出力とオーディオ入力だ

 ただ、そうした古いPCやコンシューマーゲーム機などを接続した場合、大画面で低い解像度を映すことになり、画素の粗さが気になることも少なくない。そこで、EB550Kbmiiipxでは、「スーパーシャープネス・テクノロジ」を搭載。

 同機能により、画面を自動的に補正し、鮮明な画像を映し出すことが可能になっている。また、2画面同時表示機能である「ピクチャー・イン・ピクチャー(PIP)」や「ピクチャー・バイ・ピクチャー(PBP)」は、もちろん標準装備だ。

MHW
OSDの設定サブメニューから、2画面同時表示機能であるPIPとPBPのオン/オフや、各種設定を変更することが可能だ

 OSDの操作は、筐体下部に用意されたボタンで行うのだが、正直、これらのボタンがかなり使いづらい。そこで、本製品ではリモコンが用意され、OSDの操作がかなり簡単になっている。

 このリモコンでは、OSDの操作はもちろんのこと、ブルーライトやコントラスト、それに輝度を調節できるほか、入力ソースの切り替えや、PIPやPBPの操作も可能だ。また、OSDには「Empowering Technology」が搭載され、「ユーザー」「エコ」「標準」「グラフィック」「ムービー」といった5つの動作モードが用意。

 さらに、エイサー製液晶ディスプレイの特徴ともいえる、赤色、緑色、青色、黄色(イエロー)、赤紫色(マゼンダ)、シアンの6色で調整する「6軸カラー調節機能」も装備している。

MHW
付属するリモコン。OSDの操作だけでなく、音量やコントラストの調節などが可能となっており、かなり使いやすい
MHW
Empowering Technologyにより、ユーザーの用途に合わせて輝度やコントラスト設定を切り替えることが可能だ

価格は実売で10万円前後
テレビの代わりとして活用したい製品

 EB550Kbmiiipxの価格は、実売価格で9万8000円前後と決して安価ではないものの、画面サイズや機能性を考えると非常にリーズナブル。55インチクラスの液晶テレビは、実売で12万前後で販売されている製品が多く、それに比べるとEB550Kbmiiipxはお買い得感が高いのは言うまでもないだろう。

 54.6インチという画面サイズは、万人にオススメできる製品ではなく、デスクに置いてオフィスアプリケーションを利用するといった用途には、画面サイズが大き過ぎて向かない。だが、フリッカーレス機能を有したHDR10対応液晶ディスプレイは、市場における人気は高く、テレビの代わりとしてリビングに置くといった用途は、オススメできる液晶ディスプレイであるこは間違いない。

●関連サイト

関連記事

Source: 週刊アスキー

Most Popular

To Top
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。