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Mac派のASCII貝塚がつい欲しくなっちゃったWindows機「ThinkPad X390」

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MacBook派でもつい欲しくなっちゃう完成度

仕事ではずっとMacBook派です

 ASCII編集部に入ってから6年くらいになると思うのですが、その間、11インチのMacBook Air、15インチのMacBook Pro、12インチのMacBookと、MacBookばかりを業務に使ってきました。

 なぜMacBookばかり使っているのかというと、学生のときーーいまから10年ほど前に、iPodやiPhoneが大流行しました。その流れで、同級生のあいだで「Macに乗り換えた方がかっこいい」というムードがあったのです。そのときに買ったのは21インチのiMac。それまではWindowsのノートPCを使っていましたが、シンプルな操作性とソフトウェアのUI、外観上のデザインのよさに感銘を受け、それからはずっとMac派です。

 ASCII編集部では圧倒的にWindows機の方が人気があります。みんながWindowsを使っているため、ファイルのやりとりで困らないようにというのは大きな理由として、ウェブ用のテキストコンテンツを編集する際に、マクロを組んで自動で編集できる「秀丸エディタ」というテキストエディターアプリがあって、それを使うためにWindowsを使っている人も多いような。「PCと言えばWindowsでしょ」という、理由のない理由も含まれている気がします。

 ソフトウェア開発の企業さんや、ウェブデザイン系の企業さんの方々とお会いすると、圧倒的にMac派が多いのですが、そんなこんなで、編集部ではWindowsが優勢です。

Windows機も持っておいた方がいいことは確か

 そういった事情があり、MacBookを使いながらも、メインに近い使い方ができるWindows機もあった方がいいだろうな、というのは常々思っていました。そんなことを思ったのは一度や二度ではないですが。

 そうなると、レノボのThinkPadシリーズが気になります。ThinkPadは、開発者の方にも何度かインタビューさせていただいた経験があり、開発上のこだわりや、厳しい耐久テスト、ユーザビリティーに気を配って、細かな調整を繰り返す開発姿勢をよく知っていたからです。

 中でも、この3月に発売されたばかりの「ThinkPad X390」は、MacBook派の私でも「これは欲しいぞ!」と思ってしまう出来栄えです。

1インチサイズアップで、本体サイズはほぼ据え置き

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180度に開けるので、タッチモデルを選択すれば、デスクにべたっと置いて、タブレットのようにも使えます

 ThinkPad X390は、ロングセラーのモバイルノートPC「ThinkPad X280」の後継機です。X280は12.5型でしたが、X390は13.3型へとサイズアップしています。サイズはおよそ幅311.9×奥行き217×高さ16.5mm。X280のおよそ幅307.7×奥行き209.8×高さ17.4mmと比較すると、幅と奥行きが数mm増、高さが0.9mm減です。

 ディスプレーが0.8インチ大きくなったにしては、わずかなサイズアップにとどまっているのではないでしょうか。ThinkPad X280に比べて、ベゼルが大幅に狭くなっていることがその理由です。開いたときの見た目も、非常にスッキリして、今どきのノートPCの顔付きになっていると思います。

 なお重量に関しては、購入時のカスタマイズでトップカバーをカーボンか樹脂から選択でき、カーボンにした場合でおよそ1.16kg〜、樹脂にした場合で1.33kg〜となります。予算に余裕があれば、カーボンを選択しておきたいところですね。

指紋認証対応、伝統のキーボードとトラックパッド

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ThinkPadらしい、美しいキーボード配列です。トラックポイントももちろん搭載

 キーボード周りにも注目してみましょう。キーボードはThinkPadらしいスタンダードな配列で、さまざまな機種からの乗り換えでも違和感は少ないはず。トラックパッドは、わずかに縦長になり、操作できる領域が広めです。物理的な左右クリックボタンを搭載しているので、トラックパッド一体型よりも確実な操作が可能です。ThinkPad伝統のトラックポイントも搭載。テキストを入力しながらのカーソル移動に便利です。

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指紋センサーもカスタマイズから選択できます

 指紋センサーを搭載し、Windows Helloによるログインにも対応しています。ベゼルを狭くして今どきな外観になっても、伝統を受け継いで、これまでのユーザーがすんなりと馴染める使用感を維持しているところがさすがです。

セキュリティーに配慮した独自機能も魅力

 ここまでの紹介だと、「完成度の高いThinkPad」という印象だと思いますが、新しいもの好きの心をくすぐる新機能として「ThinkPad Privacy Guard」にもカスタマイズで対応。ThinkPad Privacy Guardは、ディスプレーの視野角を狭め、画面の覗き見を防止する機能です。よく、脇から見ると黒くなるシートが量販店で売っていますが、あれと同等の機能が本体に内蔵されていて、ワンタッチでオンオフを切り替えられる機能です。ビジネスの現場での使用を強く意識しているThinkPadらしいですね。

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「セキュリティー」や「ビジネス利用」を強く意識した仕様ですね

 2018年から一部モデルで採用している「ThinkShutter」にも対応しています。これは、フロントカメラに物理的なシャッターを下ろして、意図しない映像の配信や、マルウェアによるフロントカメラ映像の流出を防いでくれるというもの。ときどき、フロントカメラにマスキングテープなどを貼っている人を見かけますが、決して見た目にカッコよくありませんよね。ThinkShutterが搭載されていれば、そんなことはしなくてもいいというわけです。

こんなに完成度が高くて、12万円から購入できる

 さて気になるのが価格ですが、4月9日現在で、12万3725円から購入できます(Core i3-8145U、4GBメモリー、128GB SSD、13.3型ディスプレー 1366×768ドット、樹脂トップカバー、指紋センサーなし構成時)。

 MacBookをメインに使っている私にとっては、サブ機としても魅力的な価格です。必要のない構成はカスタマイズで省いて、価格を抑えられるのがThinkPadの特徴のひとつでもありますね。私のように、Windows機を1台買っておきたいんだ、という人だけでなく、この春にノートPCを買い換えようと考えているあらゆる人におすすめできる、非常に完成度の高いモバイルノートPCだと思います。

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Source: 週刊アスキー

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