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“マイルドダンディー”向けスマホ「URBANO V04」の実力は? カメラや独自機能をチェック

レビュー
» 2019年04月14日 11時57分 公開

auの京セラ製スマートフォン「URBANO V04」が2月8日に発売された。京セラは「マイルドダンディーにおすすめしたい1台」であるとアピールしている。本機のデザイン、カメラ、ソフトウェアを中心にレビューする。

[金子麟太郎,ITmedia]




 KDDIは、京セラ製のスマートフォン「URBANO(アルバーノ) V04」を2月8日に発売した。2016年に発売した「URBANO V03」からおよそ3年ぶりのモデルチェンジとなるスマートフォンだ。京セラは俳優の宇梶剛士さんを起用した新CMを放映し、「マイルドダンディーにおすすめしたい1台」であるとアピールしている。

 マイルドダンディーについて京セラの関係者に取材したところ、メインのターゲット層は40〜60代ということで、スマートかつ自然体でライフスタイルにこだわる次の時代の新たな男性像を「マイルドダンディー」と呼んでいるという。

落ち着いた色合いは好印象だが、角の手触りが気になる

URBANO V04
auの京セラ製スマートフォン「URBANO V04」

 本体はスクエアな形状の金属ボディーに5.7型のフルHD+ディスプレイを搭載しており、URBANOシリーズで初めてディスプレイ面に物理キーがない。その代わり画面サイズが大きくなり、地図やブラウザなどが見やすくなった。

 カラーはノーブルグリーン、ボルドー、プラチナシルバーという落ち着いた3色を採用している。ノーブルグリーンは深みのある森の色に近い。側面と背面側は、粒子を吹き付けたような仕上げとなっている。サラッとした金属板を持っているような感覚で、秋冬などの寒い時期はひんやりとする。その代わりに指紋は目立ちにくい。

URBANO V04
本体の背面側

 背面にはURBANOシリーズ初搭載となる指紋センサーや、カメラ、フォトライト、おサイフケータイロゴが1カ所にまとまっており、全体的なデザインは従来機種よりもスッキリしている。

URBANO V04
手に持つと角が気になる

 スクエアな形をしているので、本体の角が手のひらに当たってしまう。側面は丸いので好印象だが、角の触り心地については、もう少し丸みを帯びた形状にしてほしいところだ。下側面にはUSB Type-C端子やスピーカーなどが、上側面には3.5mmイヤフォンジャックがある。

URBANO V04
本体の下側


URBANO V04
本体の上側


URBANO V04
左側面にはSIMとmicroSDスロットがある


URBANO V04
右側面にはボリュームキーと電源キーがある

カメラの画質はもう一歩

 背面には有効約1600万画素のシングルレンズカメラを搭載。複数の写真を同時に撮影、合成することで、背景をぼかした写真を記録できる。インカメラは有効約800万画素だ。背景をぼかした写真はインカメラでは撮影できない。

URBANO V04
左が背景をぼかすモードで撮影した写真。右が通常モードで撮影した写真

 何枚か撮影してみたが、人物も花もうまく背景がボケなかった。通常の撮影モードの方が程よく被写体にフォーカスでき、背景がボケている。

 参考までに上とは異なる作例を用意した。

URBANO V04
左奥にチョコレートを置いてみたが、手前に置いたぬいぐるみの手がボケてしまった


URBANO V04
奥のチョコレートと手前のぬいぐるみが識別できていないようだ

 京セラによると、背景をキレイにぼかす被写体までの最適な距離は、人物では1.5m以内、人物以外では70cm以内だという。つまり最適な距離に被写体を配置しないとうまくボケないということだ。しかし、この条件下で撮影しても筆者の環境ではうまく撮れなかった。

 背景ボケの他に、ダイレクトSNSというモードもあり、撮影した写真や動画をまとめてSNSに共有できる。この機能もインカメラでは使えない。

FMラジオとradiko.jpを素早く切り替え可能

 ワンセグやフルセグチューナーは搭載していないが、FMラジオチューナーを内蔵している。radiko.jpアプリがプリインストールされており、アプリ内でインターネットラジオからFMラジオの放送に切り替える形で聴ける。

URBANO V04
radiko.jpアプリではFM放送とネット放送を切り替えられる


URBANO V04
放送している内容の再生画面から左上の「切り替えボタン」をタップするだけで切り替えできる

 radiko.jp聴取にはイヤフォンを挿す必要はないが、FMラジオの聴取にはイヤフォンがアンテナの代わりとなるので必要となる。

 ワンセグやフルセグを搭載した携帯電話を巡っては、NHK受信料の支払い義務が生じるという最高裁での判決が話題となったが、災害時やモバイル通信が途絶えたときでも活用できるため、ワンセグやラジオは災害大国の日本では重要な機能といえる。


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レビュー
» 2019年04月14日 11時57分 公開

[金子麟太郎,ITmedia]




必要な情報をまとめて表示する「パーソナル・スクリーン」

 URBANO V04は、auスマートフォン独自の新機能として「パーソナル・スクリーン」を搭載している。ホーム画面から端にある小さなアイコンをタップすると、ユーザーの好みに合ったニュース、動画、書籍、ショッピング情報などをまとめて表示してくれる。

URBANO V04
ホーム画面から画面に表示される手順に従って操作する

 パーソナル・スクリーンは無料で使えるが、利用には初期設定が必要。画面の手順に従って操作をしていくと、途中で「au ID」のログインも必要となる。

URBANO V04
パーソナル・スクリーンは、キーワードを登録しておくと便利だ

 同機能では登録したキーワードに関連する情報の表示も可能。左上のサブメニューから「キーワード登録」を選び、任意のキーワードを入力して「登録」をタップする。KDDIは同機能について「スマートフォンを使って何をすればいいか分からない」「もっとスマホを活用したい」などという声に応えるべく搭載した機能だと説明している。

 便利な情報を提案する際は、ユーザーの性別や年齢、契約中のプラン、端末の利用ログ(どんなアプリを使ったかなど)を参照する。個人を特定するような情報は参照しない。

 パーソナル・スクリーンを使って天気、気になるニュース、Instagramの情報などがまとめてチェックできるのは、他の機種にも搭載してほしいくらい便利だと感じた。いちいち個別にアプリを立ち上げるのが面倒なときに使いたい。

細かい使い勝手の工夫も光るが改善点もある

 カラーについては春や夏など爽やかな季節に合わないとも感じたが、オールシーズンを通して携帯する物、若者ではなく「マイルドダンディー」をターゲットにしているので、この3色展開で間違いはなさそうだ。個人的にブラウン(こげ茶)やベージュ(肌色)などの色合いも欲しかった。

URBANO V04
背面にある指紋センサーを使って画面をスクロールできる

 ハードウェアでの良さは、背面に搭載された指紋センサーを使って片手でロックを解除できることと、指紋センサーを上下になぞるとWebのブラウザを自動でスクロールできることが好印象だった。2回タップして上下になぞれば画面を拡大・縮小もできる。

 従来機種で搭載していたストラップ穴がないので、首から下げて使うことができない。ターゲットにしている世代は首から下げて使う人も多いと思うので、ストラップ穴は搭載してほしかった。

URBANO V04
ホーム画面には「モテる動画」というショートカットがある


URBANO V04
「使い方ガイド」というショートカットがある

 ソフトウェア面では、ホーム画面から京セラのWebサイトにアクセスして便利な使い方がすぐに確認できる点が好印象だった。「モテる動画」では日常シーンの中で知っておくと便利な操作方法を動画で紹介している。「使い方ガイド」は、基本的な操作方法から各種機能の紹介までを、文章や画像で分かりやすく記載されている。

 しばらく使ってみたが、全体的な完成度は高いと感じた。従来機種よりも大きな画面サイズに気が利いた機能のURBANO V04は、老眼の人には間違いなくオススメできる。


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Source: IT総合情報

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